マジカル
☆新着記事☆ケーキにかけられた魔法の正体とは?
writer:おもしろ創造研究室 室長 岡田
こんにちは。 おかふる公認ライター、おもしろ創造研究室 室長の岡田です。 今回は、岡崎市東部で製菓業・カフェを営むマジカルさんに取材に行ってきました。 マジカルさんは創業38年。 地元では知らない人がいない有名店であります。 私もそうだったのですが、この記事をご覧の皆様も一度はマジカルさんのケーキを食べたことがあるのではないでしょうか? そんなマジカルさんは、種類豊富なデコレーションケーキや、随時30種類ほどあるカットケーキをはじめとして、 さらには岡崎市の八丁味噌やえごま油、卵やいちごを使うなど地元を大切にした取り組みもされているのだとか! 今回取材に応じていただいたのは、代表取締役の尾崎さん。 早速お話を伺いましょう! 尾崎「元々、ケーキ作りを生業にしようとは考えていませんでした。 大学受験に失敗してしまい、将来のことを考えた時に『地元で商売をしたい』という気持ちが芽生えました。 その時にはふんわりと地元で喫茶店を開業したいと考えていたので、大阪の調理師学校へ進学しました。 必修科目に加えて、選択科目が選べたので、喫茶店開業に役立つだろうと「喫茶・バーテンダー」と「洋菓子」の2科目を選びました。 卒業後は豊橋にあるマッターホーンという洋菓子専門店に就職、3年間修行をしていました。 マッターホーンは洋菓子販売と喫茶が併設されていたので、そこでの経験が今に活きています。そして、岡崎市に戻ってきてすぐに『マジカル』をオープンしました。 当時23歳でしたから、独立するには早いのでは?と周りから言われました。 今となっては恥ずかしい話なのですが、高校の同級生が大学を卒業して、社会人1年目を迎えるタイミングで私は社長になってやる! という反骨精神というか、負けず嫌いなところがあって笑 23歳というとかなり若かったかと思いますが開店してしまいました。 若さとは勢いですね。」 高校を卒業してから、しっかりと自分の将来を考えて行動されていらっしゃったのですね。 私も尾崎さんの同級生同様、大学では勉学よりも遊んでいる時間の方が多かった気がするので、背筋が伸びる思いです。 それでは、私が『マジカル』さんに取材が決まってから、一番聞いてみたかったことを聞いてみたいと思います。 尾崎「一言で言えば、『手品のように、魔法のように美味しいケーキを作りたい』ということですね。 開店した当時は、『マジカル』という言葉の認知度は今よりも低く、その後「マジカル頭脳パワー」や「まじかる☆タルるートくん」の影響で一般の方が知るようになった気がしています。」
2024/05/02
洋食もりい
☆新着記事☆地元の方に永く愛されるお店になりたい 〜変わらない価値を提供するために 挑戦して変わり続ける〜
writer:おもしろ創造研究室 室長 岡田
こんにちは。 おかふる公認ライター、おもしろ創造研究室 室長の岡田です。 今回は、2018年に岡崎市で開店し、昼夜行列の絶えない洋食店「洋食もりい」に取材に行ってきました! 洋食もりいさんは、地元のブランド豚を率先して取り入れ、コロナ禍に独自でECサイトを立ち上げ、ハンバーグをはじめとするお店自慢の商品の通信販売も行うなど、様々な挑戦をされています。 お話を伺ったのは洋食もりいの森井優樹さん。 取材では、これまでの人生と、地元への熱い想いに触れることができました。これまであまり自分のことを話す機会はなかった、と少し照れながら話されていたのが印象的でしたね。 優樹「生まれは安城市なのですが、近所に『れすとらん仔馬』という、地域の方々に愛され続ける洋食店がありました。 ここには森井家親子三代で通い詰めていたので、小さい頃から洋食店というものに親しんできた気がします。それがきっかけで、中学校の時にここで職業体験をさせていただきました。『調理場に入る』という経験はこの時が初めてだったかな。 その時から「『れすとらん仔馬』で働きたい!」という気持ちが芽生え始め、高校からはアルバイトを始めました。 洋食はもちろん好きでしたが、それ以上に、ここで働くことができる!ということが喜びでしたね。 そして、進路選択を考えた時に、もっと『れすとらん仔馬』の洋食を知りたい!という想いから、高校卒業後に就職しました。」 一貫して洋食店で働くことを夢見てきた森井さん。大好きな職場で働けることは幸せなことなのだな、と改めて感じさせていただきました。 その後、森井さんは『れすとらん仔馬』で調理を学び、最前線で料理を作られてきたそうですが、今の2018年に『洋食もりい』を開店するまでのことを聞いてみました。 優樹「入社後に初めて包丁を握りました。専門学校に行くという選択肢もありましたが、やはり現場で洋食を学びたいという想いがありましたね。 そして調理を10年勤めた後、新たに開店する店舗の責任者を任されるという転機が訪れました。 右も左も分からない状態だったのでとても大変だったのですが、お店の経営について様々なことを任せて頂き、たくさん勉強させていただきました。 店舗の責任者を務めた3年間は、お店自体が育っていくのを感じられ、いつからか私も自分のお店を持ちたいなという想いが芽生えていました。」 そして2018年に岡崎市に『洋食もりい』をオープンした森井さん。 今では行列の絶えない人気店になりましたが、開店して5年目で新たな可能性を感じる出来事があったそうです。
2024/04/25
株式会社成田モータース
人との繋がりを大切に、自動車整備会社が手掛ける新たな展開とは?
writer:おもしろ創造研究室 室長 岡田
こんにちは。 おかふる公認ライター、おもしろ創造研究室 室長の岡田です。 今回は、SNSを活用してさまざまな新事業を展開している「株式会社成田モータース(ナリモレンタカー)」に取材に行ってきました! 株式会社成田モータースは、創業して50余年。地元密着型の自動車整備会社地域に愛されてきました。昨年は東岡崎南口にレンタカーショップをオープン。そして車の整備会社としては珍しく自社グッズの販売を手掛けるなど、様々な取り組みをされていると地元でも話題の企業です。 取材をさせていただいたのは成田モータースの成田翔平さん。自他共に認める明るい人柄で、多くのお客様に慕われている成田モータースの看板息子。今回は、昨年開店したナリモレンタカーのお店にて、取材をさせていただきました。 (お店はレンタカーショップとは思えないほどのおしゃれな内観です) 翔平「生まれてから、親の仕事をすぐそばで見てきて、いずれ仕事を継ぐのかなあという漠然とした想いがありました。 高校1年生の時に理系か文系かを選択するときに、会社を継ぐ決心をし、理系を選択。 そのまま自動車の整備士になるために専門の大学に進学しました。 大学卒業後、取得した1級自動車整備士の資格を活かすべく、別の会社に就職しました。 就職先では、車の故障箇所を分析する仕事に従事し、現場でみっちり車と向き合ってきました。 もともと3年間修行したら実家に戻ってこようと考えていましたが、ここでの仕事に非常にやりがいを感じていて…結局最終的には4年間働いていました。」 高校の時から会社を継ぐ覚悟を決めていたなんて、素晴らしいですね。 そして、修行を終えた成田さんは岡崎に帰ってきました。 翔平「もともと整備を専門にやってきたので、自社でも整備担当として取り組む傍ら、今の時代に合った整備会社を目指すために、ホームページやSNSなどの発信媒体の整備を行いました。 また、高校の同級生に誘われて彼らの動画に出演したことで、成田モータースの知名度が上がりましたね。 その反響もあって、彼らのファンが成田モータースを訪れることも増えてきました。 地元の自動車整備会社に、若い人がわざわざ遊びに来るなんてびっくりしましたね! そこから、若い人のニーズに応える形で自社のオリジナルグッズの制作に取り掛かりました。」 今回、おかふるに出品している成田モータースさんのオリジナルグッズですね! 販売当初から毎日20件近く購入される方が来るなど評判が良かったそうですが、さらにファンの方からは要望があったそうで…
2024/02/29
合資会社池田屋
「自分が食べたいと思うものを作りつづける」 〜老舗企業の大革新 「透明すぎるところてん」 誕生秘話〜
writer:おもしろ創造研究室 室長 岡田
こんにちは。 おかふる公認ライター、おもしろ創造研究室 室長の岡田です。 今回は、岡崎市で明治より140年以上続く老舗「合資会社池田屋」に取材に行ってきました! まずは動画をご覧ください。 箸を入れるまで存在が確認できないほどに透明なところてん。 ここまで透明にするために一体どれだけの研究が行われてきたのでしょうか? 本日お話を伺うのは、代表社員の長坂光司さん(左)、奥様で専務の清美さん(右)長坂「元々は、ところてんの原料となる天草は手作業で洗浄していました。 しかし、20年位前にテレビ番組をきっかけに始まった寒天ブームで、通常時の5倍の注文を受けることになりました。 とても手作業では追いつかない、ということで洗浄専用の機械を導入したのですが、いざ機械で洗浄してみると、天草に驚くほど海の汚れが付着していることに気づきました。 そこから、茶色く濁っていた洗い水が、最後には透明で飲める状態になるまで続けられるように基準を引き上げ、洗浄機で1回あたり13分程度の洗浄を、一回一回水を替えながら、半日かけて10回繰り返し行うことにしました。 その結果、透明感やツヤ感のある「透明すぎるところてん」が誕生しました。」 寒天ブームは私も覚えていますが、それがきっかけで「透明すぎるところてん」が生まれたのですね! 聞いたところによると、これまでに洗浄機械を3回は壊してしまったとのこと (ちなみに、洗浄機械のメーカーさんに「すぐ壊れるじゃないか」とクレームを入れたところ、「そんなに長時間洗う人は他におらんわ。池田屋さんが洗いすぎだわ。」と逆に叱られたとか・・・。) ちなみに、ところてんの『味』の基準は、なんと清美さんだそう。 清美さんはところてんが本当に大好きで、光司さんが作るところてんを食べて、 「今日はまあまあだね」 「今日は駄目だね」 「今日はよかったね」 と毎日評価をされているそうです。 大好きゆえに、微々たる違いもわかってしまうのですね。 清美さん曰く、光司さんは、最近また腕を上げたとのことでした。 現在、この「透明すぎるところてん」は8種類のフレーバー(三杯酢・黒みつ・梅みつ・檸檬みつ・柚子みつ・珈琲みつ・桜みつ・抹茶みつ)で提供されています。
2024/02/08
岡崎ビール
クラフトビール愛×郷土愛= 最高のクラフトビールブルワリーが岡崎に誕生しました。
writer:おもしろ創造研究室 室長 岡田
こんにちは。 おかふる公認ライター、おもしろ創造研究室 室長の岡田です。 今回は、最近誕生した岡崎市初のクラフトビールブルワリー「岡崎ビール」に取材に行ってきました! 本日お話を伺うのは、代表取締役の天野さん。 (なんと、私の幼小中の先輩でした。天野先輩とこれからは呼ばせていただきます。) 元々、サラリーマンとして働いていましたが、30代前半に差し掛かったあたりから、 「残りの人生の時間をもっと自分の好きなことに費やしたい」 という思いが日増しに強くなり、大好きであったクラフトビールの世界に足を踏み入れることを決心されたそうです。 天野「元々ビールを飲むのが好きでした。 サラリーマン時代にオクトーバーフェストをきっかけにビールの多様なスタイルに興味を持ち、全国各地のビール醸造所見学の旅行を始めて、どんどんクラフトビールの魅力にハマっていきました。 海外旅行については初心者でしたが、本場のビールを知りたい思いからドイツ、チェコ、ベルギー、イギリス、アイルランド、アメリカの醸造所やバーも巡りました。」
2024/01/18
山下納豆
「俺が美味しいと思う“ホンモノ“しか作りたくない!」 職人社長の創業から変わらぬ納豆へのこだわりとは?
writer:おもしろ創造研究室 室長 岡田
こんにちは。 おかふる公認ライター、おもしろ創造研究室 室長の岡田です。 今回は、創業以来60年以上にわたって“納豆づくり“にこだわり続け、納豆日本一の称号を獲得したこともある、山下食品株式会社様に取材に行ってきました! 本日お話を伺うのは、代表取締役の山下さん。 山下食品株式会社の2代目として、納豆の持つ魅力を広げていきたいと日々試行錯誤をしている山下さん。今日はその納豆への熱い想いを伺いました。 山下「地域の小学校にはうちの納豆をよく出しています。岡田さんのように、子どもが給食をきっかけで納豆が食べられるようになったと、毎年のように学校の先生に親御さんから連絡があります。 “この納豆はどこに行けば買えますか?” “いままで納豆を食べなかった子どもが食べられるようになりました!” そういう連絡を聞くと嬉しくなります。この前もうちが卸しているスーパーの納豆コーナーで、小さな子どもが「俺の納豆見つけた!」って言って手に取ったのがうちの納豆で、思わず嬉しくなりました。 幅広い世代から支持される理由は、やっぱり豆が“やわらかくて臭いが少なく、大豆の味がわかりやすい”ところかと思います。これは創業時から大事にしてきたこだわりですね。」 私は小学校の時に給食で出てきた山下納豆で納豆を食べられるようになりました! 私も幼いながらにその違いを感じていたのかもしれません。今でもやはり山下納豆を食べると、その違いに毎回感動してしまいます。 それでは、納豆一筋、創業時から60年近く守り抜いてきた“こだわり”を深掘りしていこうと思います。山下「お米の品種と同じように大豆にもたくさん種類があって、うちの納豆に合う品種を探すのがとても大変です。 どうしても自分が納得するクオリティの納豆をつくりたいから、原価の高い大豆を仕入れてしまうこともしばしばあり。そこが悩みの種ですね(笑) あとは、一度この大豆!と決めても、他に最適な大豆がないかどうかは常に探し続けています。 私は“納豆の職人”だから、品質を良くするための試行錯誤はずっと続けていきたいと思いますし、自分が美味しいと思える納豆じゃないと作りたくないですね(笑)」 山下さんの納豆職人としてのプライドですね。 今回は、おかふるのために特別な納豆の詰め合わせを用意していただきました。 6種類の納豆が入っているのですが、その中でもこの「ゴールドA」は山下食品にとって特別な商品だそうです。
2023/12/07
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